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花粉症の減感作療法にまつわるあれこれを
健康オタクが解説します。
花粉症を根本的に治す唯一の方法として
花粉症の減感作療法がさかんに
宣伝されています。
花粉症がつらい。
薬飲むとボーッとしてだるくてイヤ。
薬なんか飲みたくない!
でも、花粉症で辛いのはイヤ。
楽になりたい。
花粉症を治したい!
っと思ったときに、
まず検討するのは減感作療法でしょう。
話題の花粉症の減感作療法ですが、
ホントのところ、どうなんでしょうか。
結論から言うと、
花粉症の減感作療法はすすめしません。
なぜなら、長期間の治療が必要なのに、
効果がでない割合が多いからです。
また、根気よく続けることが必須なのに、
続けられず、途中でやめてしまう人も
多くいます。
我慢強く治療を続けたからと言って
必ずしも効果があるとは保証されていない、
そんな治療法、私は続けられません。
もちろん、他に選択肢がないなら、
減感作療法を選ぶしかありませんが、
他にも方法はあるのです。
減感作療法を考える前に
試すことができる対策も
たくさんあります。
一般には知られていない方法でも、
効果が得られる方法があります。
減感作療法を行う前に、
行ってみていただきたい方法も
後ほど紹介します。
では、詳しく見ていきましょう。
◆減感作療法とは
減感作療法は、アレルゲン免疫療法とも
言われます。
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を
徐々に増やしながら、少しずつ体内に入れ、
身体をアレルゲンに慣らして、
アレルギー症状を和らげる治療法です。
約100年の歴史があり、
欧米では広く行われています。
しかし、アレルゲン免疫療法によって、
アレルギーが改善するメカニズムは、
十分には解明されていません。
◆注射と舌下の2種類の方法がある
減感作療法には、
皮下免疫療法(SCIT)と
舌下免疫療法(SLIT)があります。
皮下免疫療法は、注射により
治療薬を投与します。
注射は病院で行います。
注射をするため、痛みがあります。
細い針を使えば痛みは強くないようです。
治療のたびに通院します。
特に治療の始めは頻繁に通院します。
通院の間隔は徐々に延ばすことができます。
(最長1~3ヶ月に1回)
注射する量の調節が難しいため、
行っている病院が限られ、
病院による技量の差も心配されます。
腕のいい病院が見つかり、
定期的な通院が可能なら、
毎日欠かさず薬を飲む必要がないので、
舌下よりは続けられると言う人もいます。
舌下免疫療法では、舌下(ぜっか)に
治療薬を投与します。
初回は、病院で投与しますが、
2回目以降は自宅で服用できます。
痛みはありません。
アナフィラキシーなどの全身的副作用が
皮下免疫療法より少ないと言われています。
毎日自分で薬を飲み続ける必要があるため、
皮下免疫療法以上に治療に対する理解が
必要です。
薬を毎日何年間も飲み続けるのは
けっこう大変だと思います。
うちの子なんて
しょっちゅう飲み忘れます。
◆適用されるアレルゲンの種類
主に治療が行われているアレルゲンは
スギとハウスダスト(ダニ)です。
その他、以下のエキスもあるようですが、
詳しくは分かりませんでした。
皮下免疫療法では
スギ・ハウスダスト・ブタクサ・アカマツ・
そば粉・キヌア・綿・真菌のエキスが
あります。
舌下免疫療法はスギとダニだけです。
現在のところ有効率が70~80%認められる治療エキスは、ダニエキスとスギ花粉エキスしかなく、これ以外のアレルギーには効果がありません。
引用元:アレルゲン免疫療法
皮下免疫療法では、
ダニ・スギの同時治療が可能です。
一方、舌下免疫療法では、今のところ、
ダニ・スギ併用を推奨されていません。
◆スギ花粉症の減感作療法の適応
・アレルギー性鼻炎であること。
・重度の気管支炎でないこと。
・5歳以上であること。
(5歳未満でもできる場合もあります。)
・アレルゲンがスギであることが
確定している人
・長期間、治療を継続できる人
アレルギー性鼻炎の診断基準は
以下の通りです。
アレルギー性鼻炎の診断基準
・鼻のかゆみ、くしゃみ、サラサラした鼻水、鼻づまりがある。
・以下の1~3のうち2つ以上が陽性
1.鼻汁好酸球検査
2.皮膚テスト(または血清特異的IgE抗体検査)
3.誘発テスト
・上記の2もしくは3のみ陽性の場合は、典型的症状があり、中程度以上の陽性であること。
厳密に診断する場合は、上記の診断基準に
したがって検査を行います。
ところが、現実には上記全ての検査を
行うことはあまりありません。
問診で症状の確認を行い、
鼻の状態を確認することで
診断することがほとんどです。
しかしながら、長期間の治療となるため、
減感作療法が適応となるかどうかは
しっかりとした診断が望まれます。
◆減感作療法ができない人
減感作療法ができない人は
以下の通りです。
・5歳未満
・妊婦・授乳中 の方
これらの人は安全性が確立されていません。
(5歳未満でもできる場合もあります。)
65歳以上に対しては病院によって
対応が別れています。
できないと書いているところと
注意が必要とかいているところが
ありました。
一般的には、高齢者は免疫機能及び
その他生理機能が低下しているため
十分な効果がえられなかったり、
副作用がより重篤になる恐れがあり、
治療の可否は慎重な判断が必要です。
2~7年以内に妊娠・出産を考えている人
もできないのではと思いましたが、
このような記述を見つけました。
治療の禁忌
妊婦(維持はOK)引用元:皮下免疫療法(減感作療法)
ただ、舌下免疫療法の薬の注意書きには、
次のような記述がありました。
「妊娠中の投与に関する安全性は
確立していない。」
「授乳中の婦人には投与しないことが
望ましいが、やむを得ず投与する場合には
授乳をさけさせること。
(授乳中の投与に関する安全性は
確立していない)」
他にも取り組める方法を紹介しますので、
2~7年以内に妊娠・出産を考えている人に、
私は、減感作療法をおすすめしません。
◆減感作療法がおすすめできない人
次の薬を内服中の人
・非選択性βブロッカー
・三環系抗うつ剤
・モノアミン阻害薬
・全身性ステロイド薬
効果が出づらいうえ、
副作用が強く出る可能性があります。
以下の病気の方にもおすすめできません。
重症の気管支喘息
免疫系に異常をきたす全身疾患
(自己免疫性疾患など)
悪性疾患(癌)
◆減感作療法の有効率は6~7割
東京都医学総合研究所のHPで
このような記述を見つけました。
「花粉症の症状を抑える根本療法として、皮下免疫療法に加え、2014年から「舌下免疫療法」が保険適用になりました。
この治療法により花粉症の症状が軽減する人がでてきましたが、治療期間が2~3年と長いにもかかわらず、効かない人が3~4割います。」
「舌下免疫療法を受けた人のうち、3~4割は症状が軽減しない。その原因は、排気ガスや睡眠不足や腸内細菌などの環境因子による体の影響によるものが大きいと考えられる。」
引用元:東京都医学総合研究所花粉症プロジェクト
また、本にこのように書いてありました。
舌下免疫療法の効果を確認する研究を
千葉大学岡本美孝教授が行っている。室内に常に一定量の花粉が循環し、
花粉症の季節を自在に再現できる実験室で
行われている。実験の結果、舌下免疫療法の効果が
明らかになっている。完全に花粉症の症状が消え、
根治した状態になった人は2割。さらに、くしゃみや鼻水など症状に
何らかの改善が見られた人を含めれば、
7割近くになる。そして、効果が全く出なかった人は3割。
引用元:
アレルギー医療革命
花粉症も食物アレルギーも治せる時代に
NHKスペシャル取材班著
これらの記述から、舌下免疫療法が
効かない人が3割程度はいる
ということが分かります。
皮下免疫療法はどうでしょうか?
舌下免疫療法は、従来の皮下免疫療法と
治療効果に有意差はないという方と
皮下免疫療法のほうが舌下免疫療法より
若干よい結果がでていると言う方がいます。
いずれにしろ、
皮下免疫療法でも大きな違いは
なさそうです。
◆スギ花粉の皮下免疫療法の方法
スギ花粉エキス注射液を注射します。
注射液の濃度は低い濃度から徐々に
濃い濃度にしていきます。
それぞれの濃度で注射する注射液の量も
だんだん増やしていきます。
こうして
身体の中にいれるスギ花粉の量を
徐々に増やしていくのです。
スギ花粉の増量とともに
注射の間隔は長くしていきます。
例えば、
最初は週1回の注射を4~6ヶ月、
最大濃度に達したら、
1ヶ月に1回の注射を3年以上継続。
などです。
体質や体調、病院によって
多少やりかたに違いが出ます。
注射後20~30分は病院内で待機します。
副作用の全身反応のほとんどは
注射後20~30分以内に起こります。
万一の場合に適切な処置を行うためです。
ほとんどの場合は1時間程度で回復し、
後遺症を残すこともありませんが、
死亡例の報告もあります。
◆スギ花粉の舌下免疫療法の薬
以下の2つの薬があります。
・シダトレン®スギ花粉舌下液
・シダキュア®スギ花粉舌下錠
・シダトレン®スギ花粉舌下液
シダトレンは2014年に発売されました。
3種類のタイプがあります。
増量期
1~7日用 200JAU/mLボトル
8~14日用 2,000JAU/mLボトル
維持期
15日以降 2,000JAU/mLパック
12歳以上が使えます。
12歳未満は使えません。
液体のお薬です。
冷所(2~8℃)に保管が必要なので、
自宅では冷蔵庫に保管します。
小さいお子さんの手の届かないところに
保管します。
万一間違って飲んでしまったりしたら
大変ですからね。
・シダキュア®スギ花粉舌下錠
シダキュアは2018年6月下旬発売予定です。
2種類のタイプがあります。
シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU
シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAU
錠剤です。
常温保存が可能です。
冷蔵庫保存のシダキュアに比べると
管理が楽です。
5歳未満の安全性は確立していません。
治験は5歳以上が対象だったためです。
5歳未満でも適切に服用ができると
医師や保護者が判断した場合は
服用することができます。
シダキュアが使えなかった
5~11歳が適応となりました。
新薬処方の決まりにより、発売後1年間は
2週間分までの処方になります。
その間は2週間毎の通院が必要になります。
◆スギ花粉の舌下免疫療法の方法
1日1回、スギ花粉エキスの入った薬を
舌下(舌の裏)でしばらく保持した後、
飲み込みます。
スギ花粉エキスの量は
だんだん増やしていきます。
初めての服用は、病院で医師の監督のもと
行います。
服用後30分間は経過を観察します。
2日目から自宅で服用することができます。
シダトレンとシダキュアで
薬の飲み方と保持時間が
異なります。
シダトレンの場合
保持時間は2分間です。
通常、投与開始後
1~7日目
シダトレン200JAU/mLボトル
1日目 1プッシュ
2日目 1プッシュ
3日目 2プッシュ
4日目 2プッシュ
5日目 3プッシュ
6日目 4プッシュ
7日目 5プッシュ
8~14日目
シダトレン2000JAU/mLボトル
1日目 1プッシュ
2日目 1プッシュ
3日目 2プッシュ
4日目 2プッシュ
5日目 3プッシュ
6日目 4プッシュ
7日目 5プッシュ
増量期に使用する薬はポンプ付ボトル型で、
プッシュ回数で飲む量を調節します。
1~5プッシュと増量していきます。
維持期は2,000JAU/mLパック1包を
服用します。
ボトル、ブッシュ回数それぞれ、
間違えずに行うのは結構気を使いますね。
シダキュアの場合
保持時間は1分間です。
通常、投与開始後、
1~7日 舌下錠2,000JAUを1日1回1錠
8~14日 舌下錠5,000JAUを1日1回1錠
シダキュアの方が分かりやすいですね。
注意点は、シダトレン、シダキュアとも
同じです。
服用後5分間は、うがいや飲食は控えます。
服用前後2時間は、
激しい運動、アルコール摂取、入浴等は
避けます。
家族のいる場所や
日中の服用が望ましい。
(副作用が出た場合対応しやすいので)
これらのルールは気を使いますね。
運動部に所属していて朝練がある場合
いつの時間帯に飲めばいいのでしょうか。
朝練では激しい運動は避けるように
するしかないですかね。
◆スギ花粉症の減感作療法の副作用
皮下での主な副作用は以下の通りです。
・注射部位のかゆみや腫れ
・喘息発作様の全身症状(まれ)
舌下での主な副作用は次の通りです。
・口内炎
・舌の下の腫れ
・喉のかゆみ
・口の中の腫れ
・耳のかゆみ
・頭痛
・喉の刺激感
・口の中のかゆみ
・口の中の不快感
重大な副作用は以下の通りです。
・ショック
・アナフィラキシー
ショック、アナフィラキシーの前には
以下のような症状があらわれる。
口腔内異常感、皮膚のそう痒感、蕁麻疹、
紅斑・皮膚の発赤、胃痛、腹痛、吐き気、
嘔吐、下痢、視覚異常、視野狭窄、
鼻閉塞感、くしゃみ、嗄声、
咽喉頭そう痒感・異常感、胸部絞扼感、
息苦しさ、呼吸困難、咳嗽、喘鳴、
チアノーゼ、頭痛、耳鳴、不快感、悪寒、
四肢や顔のしびれ、顔面潮紅、発汗、
めまい感、振戦、蒼白、動悸、頻脈、
不整脈、血圧低下、不安、恐怖感、
意識混濁等。
こうした症状が認められたときは、
投与を中止し、ただちに適切な処置を
行うこと。
その他、鼻炎症状、喘息症状、蕁麻疹なども
副作用としてあります。
治験ではシダトレンよりシダキュアの方が
多く、口腔内の副作用がありました。
副作用について詳しくは、
別記事で紹介します。
◆減感作療法が始められる時期
スギ花粉飛散時期に
減感作療法を始めることはできません。
スギ花粉が飛んでいる時期には
スギ花粉に対する身体の反応が
過敏になっているためです。
スギ花粉が飛んでいない時期に
治療を始めます。
病院によって異なりますが、
治療開始時期は6月~11月が多いようです。
◆減感作療法の費用
注射で行なう皮下免疫療法は保険適応で
1960年代から行なわれていました。
舌下免疫療法が2014年に初めて保険適応と
なりました。
治療費用の目安は以下の通りです。
皮下免疫療法(3割負担)
1回につき 約600円
(調剤薬局での処方薬がない場合)
週一回で 一か月 約2400円
初年度 年間約23000円
2年目以降 1~2ヶ月に1回の通院の場合
年間約3600円~7200円
舌下免疫療法(3割負担)
シダトレンの場合
1回につき クリニックで約600円
調剤薬局で約1400円
月一回の受診で、
クリニックと調剤薬局を合わせて
一か月 約2000円 年間約24000円
あくまでも目安になります。
実際の通院回数や処置内容、投薬の有無で
変わります。
シダキュアの場合も
薬価にそれほど違いがないので、
同様と考えられます。
まだ行っている病院がないので、
情報が入り次第お知らせします。
薬価 :
シダキュア®スギ花粉舌下錠 2,000 JAU:1 錠 57.70 円
シダキュア®スギ花粉舌下錠 5,000 JAU:1 錠 144.10 円
シダトレン®スギ花粉舌下液200JAU/mLボトル ・・・・・・・・421.10円
シダトレン®スギ花粉舌下液2,000JAU/mLボトル・・・・・1,006.60円
シダトレン®スギ花粉舌下液2,000JAU/mLパック ・・・・・・100.80円
少なくとも、3年間は行うと考えると
トータルすると結構かかりますね。
◆減感作療法について相談できる病院
舌下免疫療法について相談できる病院は
鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイトで検索できます。
シダトレン、シダキュアは
鳥居薬品の製品です。
◆減感作療法の問題点
・3年以上の長い治療期間が必要
・長期間定期的に通院する必要がある。
・舌下免疫なら毎日内服が必要。
・皮下免疫なら1~3ヶ月に1回注射が必要。
・挫折している人も多い。
・適応となるアレルゲンが限られる。
・効果をなかなか実感できない。
・効果が出ない患者さんもいる。
・重篤なアレルギー反応が出ることがある。
皮下免疫療法では200万~500万回に1回。
舌下免疫療法では1億回に1回。
・軽い副作用は多く見られる。(舌下)
(口の中のかゆみ、腫れなど)
・実施している医療機関が限られる。
・治療開始時期が限られる。
・治療効果持続性のデータが少ない。
・治療を続けられるかが一番の問題
即効性のない治療なので、
患者さんが薬をやめてしまうことがあります。
◆継続治療が必要という声も
3年以上に治療期間の後は、
治療は必要ないという報告もありますが、
そうでもないようです。
*何年か治療すれば、その後は注射の必要が無い、という報告がありますが、私自身の治療経験では、皮下免疫療法を中止したら、しっかり再発しました。維持量に達してからは、1~2/月の注射で良いので、継続治療は必要、と考えています。
引用元:皮下免疫療法(減感作療法)
◆実際に受けた人の声
ヤフー知恵袋を調べてみたら、
こんな質問がありました。
・花粉症の減感作療法をしているが効果を感じられないのでやめるか迷っている。
(こうした書き込みが複数ありました。)
・花粉症の減感作療法で花粉症が改善した。
(こうした書き込みが複数ありました。)
・減感作療法を何年も受けているが、効かない。限界でしょうか?やめたほうがいいでしょうか?他に良い治療法はありますか?
中にはこんな書き込みも。
今年で減感作療法の注射も7年目に
なります。花粉飛散の時期は飲み薬、目薬、点鼻薬を
もらい使っています。7年間、月に1度は注射を打ち、
その部分を15分後にノギスで腫れ方を
計ってもらいます。主治医が言うには
「腫れ方や血液検査からすると
効果がかなり出ている」と言われますが、
完治にはほど遠い気がしてなりません。減感作療法による体質改善で花粉症の
完治は期待されていますが、「約3割の人には効果が出にくい」
とも聞きます。私にしてみれば減感作療法だけが
最後の頼みの綱であり、
7年間ずっと注射も打ち続けて来ました。それでもこの季節になると、
雨上がりの翌日、晴れて、気温が高く、
風が強かったりすると
クシャミ→鼻水、頭痛、咳になります。引用元:【減感作療法】が効かない体質!?
自分が効果が出やすい人なのか、
自分が効果が出にくい人なのか、
判断が難しいのですね。
効果が出るか出ないか判断する方法を
見つけることができませんでした。
自分が効果が出るタイプであれば続ける。
効果が出ないタイプであれば止める。
こうした判断ができればいいんですが、
難しいようです。
◆減感作療法が唯一の根治療法?
花粉症の唯一の根治療法は減感作療法
と言われていますが、
私は他にも方法はあると考えています。
花粉症対策を調べていると、
花粉症が治ったという人が
結構いるんです。
私自身も花粉症の薬が必須でしたが、
飲まずに過ごせるようになりました。
では、お待ちかねの
減感作療法を行う前に試してほしい方法を
紹介します。
・ジャムーティー
・脂肪酸バランスの改善
・オメガ3脂肪酸の摂取
・腸内環境の改善
・水の飲み方の改善
・食べすぎない
・よく噛んで食べる
・乳酸菌の摂取
・発酵食品の摂取
・動物性蛋白質を食べすぎない
・歪みの改善
・ツボ治療
それぞれ話が長くなってしまうので、
別記事で紹介します。
その中で一押しのジャムーティーだけ
ここで紹介しますね。
◆ジャムーティーで花粉症対策
私が2018年に出会って、衝撃を受けたのが
ジャムーティー(JAMU TEA)です。
インドネシアのハーブティーです。
ハーブティーと言うと
色々な種類がありますよね。
ジャムーティーも色々な種類があります。
その中で私がおすすめしたいのは、
大阪市にある香塾(こうじゅく)
というお店のジャムーティーです。
香塾のジャムーティーには、
花粉症の予防・緩和に効果的な成分が
たっぷり入っています。
ジャムーティーで花粉症が治った方が
大勢いらっしゃるそうです。
私も飲んでみましたが、
花粉症の症状がすっきりしました。
もともと色々な対策をしていて
ほとんど良くなっていたのですが、
ジャムーティーで残っていた症状が
すっきり解消しました。
ほんと、よかったです。
おすすめですよ。
減感作療法する前に
ぜひ試していただきたいです。
香塾のジャムーティーです。
お間違えなく。
ちょっと独り言。
ジャムーティーって一般的な名前ですよね。
なんか商品名を別につけてくれたら
分かりやすいのになあ。
ジャムーティーはこちらの記事で
さらに詳しく紹介しています。
⇒花粉症に効く飲み物。健康オタクが一押しをお教えします!
◆今日のまとめ
花粉症の減感作療法についてまとめると、
以下のようになります。
花粉症の減感作療法には
皮下免疫療法(SCIT)と
舌下免疫療法(SLIT)があります。
長期間定期的に通院する必要があります。
皮下免疫療法は
週1回の注射を4~6ヶ月、
最大濃度に達したら、
1ヶ月に1回の注射を3年以上継続します。
舌下免疫療法は毎日薬を飲み続けます。
(3年以上)
広く行われているアレルゲンは
スギ花粉のみで、
他の花粉は対象ではありません。
アレルギー性鼻炎で
アレルゲンがスギであることの
確定診断が必要です。
減感作療法が受けられない人もいます。
減感作療法の有効率は6~7割。
全く効かない人もいます。
長期間かかる治療ですが、
途中で挫折する人も多くいます。
副作用の心配があります。
スギ花粉飛散時期に
減感作療法を始めることはできません。
減感作療法を受けているが
効かず、やめるか迷っているという人も
結構います。
保険適用になりましたが、
トータルすると結構費用がかかります。
なんやかんやで
結構めんどくさい治療です。
続けるには相当な覚悟が必要な治療で
安易に始めるべきではありません。
まずは、香塾のジャムーティーを
試してみてください。
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